「非常に美しいが近付きすぎないように」
分類: 肉食動物 / Carnivores
サイズ: 全長約15m
危険度: 軽微な脅威 / Minor threat
出典MOD: De-Extinction
PDAデータバンク
大型の無脊椎ろ過摂食生物。半透明の体を持ち、主に深海や光量の少ない洞窟で見られる。構造は単純ながらも非常に強靭で、ほぼあらゆる環境で生存可能。
1. 生物発光性の側足:
体の両側には数百の櫂状のひれが並び、水中を容易に移動できる。ひれの外縁に走る発光線は、捕食者を混乱させる役割を持つと考えられる。
2. 二本の触角:
頭部の両側にある長い触角は化学受容の役割を果たし、プランクトンやバクテリア、その他の微生物が高濃度に存在する場所を探知しているとみられる。
3. 酸性の分泌物:
危険を感じると、水中に強力な有毒物質を分泌する。この行動は純粋に防御的なものだが、不用意に近づけば致命的となりうる。
評価: 非常に美しいが近付きすぎないように
出典: ゲーム内PDAスキャン「ピランバシス」
Source: In-game PDA scan "Pyrambassis"
概要 / Overview
コンセプトアートが公開されていながら本編には登場しなかった生物を追加する大型MOD「De-Extinction」で実装された大型無脊椎動物。
透明で細長い体躯に2本の長い触角、そして無数の色鮮やかなヒレを波打たせながら泳ぐ姿は、暗い深海の中でもひときわ目を引く。
プランクトンを主な餌とする濾過摂食者であり、他の生物を襲うことはない。
生息地 / Habitat
- 北部ブラッドケルプ地帯 / Northern Blood Kelp Zone
- 西部ブラッドケルプ海溝 / Western Blood Kelp Trench
- バルブゾーン / Bulb Zone
- 海中列島 / Underwater Islands
- グランドリーフ深部 / Deep Grand Reef
行動 / Behavior
主に水深300m以深の深海や洞窟に単独で生息し、表層でその姿を目にすることはほとんどない。
プレイヤーや中型〜大型生物が接近すると、体表から鮮やかな色の毒液を分泌して威嚇する。
短時間触れる程度であれば致命的ではないが、毒液はしばらく周囲に滞留するため、すぐに離れないと継続的なダメージを受ける危険がある。
その美しい姿を大型水槽で観察する分には問題ないが、基地外で放す場合は注意が必要。
たとえ卵から孵した個体であっても、プレイヤーが接近すれば同様に毒液を分泌する。
この毒液は基地の内部にも影響を及ぼすうえ、周囲の小型生物を巻き込んで死に至らせることがある。
ギャラリー
余談 / Trivia
- デザイン元は、Subnautica: Below Zero のバイオーム「ディープツイスティブリッジ」のコンセプトアートに描かれた無名の生物だと考えられる。
- “Pyrambassis”という名称は、実在する魚 “Parambassis”に由来する可能性がある。こちらは一般的な魚類の見た目だが、骨格が透けて見える透明な体を持つ点が共通している。
- また、体表の鮮やかな色彩や分泌する毒液の特徴から、ギリシャ語の “Pyro(火・炎)” の意味も含まれているかもしれない。