ガルガンチュアリヴァイアサン

Gargantuan Leviathan

Gargantuan Leviathan(ガルガンチュアリヴァイアサン)の画像

「まさに惑星規模の頂点捕食者」

分類 :リヴァイアサン / Leviathan

サイズ:計測不能

危険度:評価不能 /
    Assessment Impossible

出典MOD: Return of the Ancients

PDAデータバンク

Gargantuan Leviathan(ガルガンチュアリヴァイアサン)の画像

エラー:本種に対応する標本サイズカテゴリは、再校正なしにはこれ以上拡大調整できません

本生物は計り知れない巨大さを誇り、幼体サイズを数桁上回る大きさを持つ。まさに惑星規模の頂点捕食者。

1. 頭部:
巨大な頭蓋は触手に囲まれており、その鱗は現存するどの兵器でも損傷を与えられないほど分厚い。先端に発光器官が付いた4本の触手が口先から垂れ下がり、獲物を惹きつける役割を担っていると考えられる。3対の高感度な目が、暗黒の環境下でも死角なく視界を確保している。

2. 胴体:
スキャンされた標本の体長は5,000メートル、すなわち5キロメートル以上に及ぶ。ウナギのような細長い体型は、深海の水中を最小限のエネルギーで滑空することを可能にし、その巨大な体から発生する過剰な熱を効果的に放散する。獲物を囲い込んで押し潰す能力を有すると推定されるが、対象となる生物は他に存在しないほど巨大である。

3. 透明な皮膚:
本種の鱗は幼体のものと異なり、ダイヤモンドを思わせる結晶状の外観を持つが、強度は幼体の鱗を大幅に凌ぐ。皮膚は透過性があり、骨格や内臓が光って見える。この透明性は、発光機能および狩猟時の巻き付く行動と併せて、獲物に対する擬態や混乱をもたらすものと推測される。

4. 生物発光:
本種は体表に多数の生物発光ノードを備え、腹部は夜空のような光景を呈している。生物発光は獲物の誘引や擬態に用いられており、特にヒレはクレーター周辺に生息するゴーストリヴァイアサンを彷彿とさせる。また、同種間のコミュニケーション手段としても利用されている可能性がある。

5. 知性:
脳および神経系は非常に複雑であり、いわゆるテレパシーを用いて反応遅延を極力減らし機能していると考えられる。脳活動の追跡は困難であり、自己認識や高等知能の有無は不明のままである。

6. 行動特性:
生態系における無敵の頂点捕食者であり、すべてが潜在的な獲物である。しかし観察された標本は主に大型リヴァイアサン類を狩り、小型生物は通りすがりに誤って捕食するに過ぎない。興味深いことに、知性を持つ生物はサイズに関係なく認識し、例外的に追跡対象とする。

7. 咆哮:
定期的に咆哮を行い、獲物の位置特定や同種との連絡に用いていると推定される。咆哮による衝撃波は近距離で致死的かつ破壊的であり、サイクロプス級の大型潜水艦を数十メートル離れた地点でも押しのける威力を持つ。

8. 休眠能力:
その巨大な体躯は現存生態系では維持困難と思われるが、体内システムの解析により長期間の休眠を可能とすることが示唆される。これにより不利な環境下でも生存し、数百万年の寿命を有する可能性がある。

9. 食性:
消化系のスキャンでは、核エネルギーや熱エネルギーといった生のエネルギーを取り込み活用できることが判明している。顎や皮膚から磁場を発生させ、能動的・受動的にこれらのエネルギーを吸収する。摂取したエネルギーの大部分は長期休眠用に蓄積されると推測されるが、大部分は未知の特殊器官に貯蔵されている。さらなる解析が必要。

10. ライフサイクル:
その巨大さにより山や深海底にトンネルを掘り、地熱活動付近に巣を作って休眠していると考えられる。卵は浅瀬の生態系豊かな場所に産み付けられ、そこでより小型で活発な幼体が成長するものと思われる。

評価: 極めて興味深く、同時にとてつもない脅威。遭遇は厳重に回避――[エラー] お前がこれを読んでいることは分かっている


出典: ゲーム内PDAスキャン「ガルガンチュアリヴァイアサン」
Source: In-game PDA scan "Gargantuan Leviathan"

通信記録:サンビーム号との交信 / Sunbeam Transmission

エイブリー・クイン: オーロラ、こちらから見えてる。くそ、何にやられたか知らないが、船がひどく損傷してるな。

      乗組員: あの、艦長……これ、見たほうがいいです。

エイブリー・クイン: あれは……建物か?

      乗組員: そう見えますが、特定できません。

エイブリー・クイン: 特定できないってどういう意味だ?

      乗組員: システムに出てきません。

エイブリー・クイン: 今はそれどころじゃない。

エイブリー・クイン: みんな、覚悟しろ。大気圏に突入するぞ、10、9、8——

エイブリー・クイン: 待て、あれはなんだ?

      乗組員: えっ?

エイブリー・クイン: あのエネルギー反応だ。

      乗組員: 大きくなってきてます!

エイブリー・クイン: あの建物からか!?

エイブリー・クイン: 全員、今すぐ脱出ポッドへ!避けきれそうにない!

エイブリー・クイン: メーデー、メーデー!スラスターが深刻なダメージを受けた!衝撃に備えろ!

Sunbeam vs Gargantuan Leviathan scene


エイブリー・クイン: なんてこった……!

エイブリー・クイン: みんな……俺はもうダメだ……

エイブリー・クイン: ポッドならお前たちを安全な場所まで運んでくれるはずだ。

エイブリー・クイン: ここまで共にできて光栄だった。すまない……

エイブリー・クイン: 願わくば、お前たちが――

*爆発*

Sunbeam vs Gargantuan Leviathan scene

概要 / Overview

Subnauticaにおける伝説的存在「ガルガンチュアリヴァイアサン」を実装する大型MOD「Return of the Ancients」で登場する、超巨大リヴァイアサン。

推定体長5000m以上という、生物としてあまりに非常識で規格外な体躯を持つ。
オーロラ号の量子爆発をきっかけに長きにわたる眠りから目覚め、デッドゾーンの底なしの暗闇から姿を見せる、惑星4546Bの真の頂点捕食者。

生息地 / Habitat

  • デッドゾーン / Void

行動 / Behavior

プレイヤーがデッドゾーンに侵入すると、低く地鳴りのような咆哮を響かせながら暗闇の奥から浮上し、暗黒の深海を悠然と徘徊し始める。

通常、デッドゾーンではゴーストリヴァイアサンがプレイヤーを執拗に追跡してくるが、ガルガンチュア出現時には彼らは一切敵意を示さず、ただ彷徨うように無力化されてしまう。
その傍らで、ガルガンチュアが彼らに噛み付き、デスロールで致命傷を与えたのち丸呑みにする様子が観察されることもある。

ガルガンチュアは周期的に咆哮を上げるが、時折衝撃波を伴う咆哮を放つことがある。
この衝撃波は距離に応じて被害が変化し、近距離ではプレイヤーや乗り物を大きく吹き飛ばす。 直撃した場合、シーモスやサイクロプスでさえも損傷し、ガラス面にヒビが入るほどの威力を持つ。
また、幼体が行う電力吸収能力も成体では強化されており、接触せずとも遠距離からパワーセルの電力を吸収することが可能。

クレーター内部へ逃げ戻ったとしても、しばらくは追跡を継続するため油断は禁物である。 デッドゾーン外縁部に長く留まれば、噛み付きや電力吸収の危険にさらされ続けることになる。

脅威と対処 / Threats & Countermeasures

ガルガンチュアの付近では、継続的な電力吸収現象が発生する。 乗り物のパワーセルは必ずイオンパワーセルへ換装し、予備を複数携行すること。通常のパワーセルでは、短時間の接近でも完全に電力を失い、活動不能に陥る恐れがある。
シーモスは特に危険であり、1回の拘束攻撃を受けるだけで即座に破壊される。必ずイオンエネルギー周囲防御システムを装備し、接近時は常に起動できるように備えておくこと。

サイクロプスに搭乗している間も定期的に衝撃波を伴う咆哮を発するが、そのうち「衝撃波を伴わず、ガラスが破損する描写も発生しないもの」は攻撃の予兆であるため要注意。 艦内AIが次の警告を発するため、即座にシールド発生装置の展開を準備すること:

"Emergency. Nearby Apex Leviathan is showing extreme aggression. Evade."
(緊急事態発生。付近の頂点リヴァイアサンから極度の攻撃性を検知。回避してください)

シールドを展開しても、ガルガンチュアの電力吸収を完全には防ぐことができない。拘束攻撃を受けた場合、複数個所の装甲損傷に加えて最大40%の電力を喪失する。一度拘束されれば、サイクロプスであっても甚大な被害は免れない。

特筆すべき点として、ガルガンチュア・ベビーが付近に存在する間は敵対行動を一時的に停止する様子が観察されている。 双方はその場に留まり、この間はどれほど接近しても攻撃行動を示さなくなる。
ただし、ベビーを回収すると即座に敵対行動を再開するので注意。

ギャラリー

余談 / Trivia

← 生物一覧に戻る