「この生物は何らかの実験の
産物である可能性が非常に高い」
分類 :リヴァイアサン / Leviathan
サイズ:全長 約180m
体力 :10,000
危険度:極度の脅威 /
Extreme Threat
出典MOD:
Bloop and Blaza Leviathans
PDAデータバンク
ある疑問に答える一方で、さらに多くの謎を残す、希少な異常個体。
このリヴァイアサンは 「ブループ」と呼ばれる典型的な浅海生物によく似ているが、いくつかの決定的な違いによって区別される。この変種は極めて希少で、非常に僻遠な地域に生息しており、しばしば他のリヴァイアサン級生命体と餌を奪い合っている。見た目としては、主に青色の体色をしており、はるかに長い尾を持つ。しかしその尾が生存能力に大きな影響を与えている様子はない。
最も興味深い点は、この個体と浅瀬の変種との遺伝的相違である。通常の遺伝子配列解析によれば、両者には共通の祖先が存在しない──あるいは、そもそも典型的な祖先を持たないという結果が出ている。
このことから、この生物は何らかの実験の産物である可能性が非常に高い。これらの標本が100年以上生きていることを考えると、異星人の関与、あるいは誰かがこれまで知られていたよりもずっと以前にこの惑星に到達していたということを示唆している。
出典: ゲーム内PDAスキャン「標本「B.L.O.O.P.」[代替個体1号]」
Source: In-game PDA scan "Specimen \"B.L.O.O.P.\" [ALT-1]"
概要 / Overview
ゲームの難易度を大幅に引き上げる、極めて危険なリヴァイアサンを追加するMOD「Bloop and Blaza Leviathans」にて登場する、恐ろしい口と捕食方法を持った危険な生物。通称“ディープ・ブループ”。
生息地 / Habitat
- グランドリーフ / Grand Reef
- クラッシュゾーン / Crash Zone
- 北部ブラッドケルプ地帯 / Northern Blood Kelp Zone
- 不活性溶岩地帯 / Inactive Lava Zone
行動 / Behavior
海面付近に生息していた通常種とは異なり、本種はより深く暗い環境にのみ出現する。
通常種がやや球形に近い体形をしていたのに対し、本種は後半部から尾びれにかけての体躯が著しく伸長し、全長にして数倍に達する。
特徴的な顎の構造も二重から四重へと変化しており、体色は生物発光部を含めて全体的に青味を帯びている。
脅威と対処 / Threats & Countermeasures
深海に溶け込むような青みがかった体色は、暗所において優れた保護色となっており、気づかぬうちに接近してしまう危険がある。
動き自体は通常種よりもやや緩慢だが、巨体ゆえに一度の推進で移動する距離が大きく、油断すれば一瞬で間合いを詰められる。
本種はその巨体に反して、プレイヤーを感知する範囲が極端に狭いようであり、至近距離まで接近しても無反応なことが多い。
しかし、通常種に見られた即座の方向転換能力は健在であり、突然こちらに向き直って襲いかかるケースが後を絶たない。
巨大な口に引き寄せられた場合、生身・乗り物を問わず即座に飲み込まれ、脱出の余地はない。
安全に付近を通過するには、サイクロプスに搭乗するのが依然として最も有効な手段である。
ギャラリー
余談 / Trivia
- 「標本『B.L.O.O.P.』[代替個体1号](Specimen “B.L.O.O.P.” [ALT-1])」という名称は、まるで研究資料の識別番号のように無機質であり、その実態をほとんど示していない謎めいた呼称である。
そのため、プレイヤーの間では本個体を区別するために「ディープ・ブループ(Deep Bloop)」という通称が用いられている。
なお、本種のスキャン時に表示される名称は「不明な生物体(Cryptic Lifeform)」というものであり、こちらも不可解。 - 四重構造の顎を再現するため、実際のモデル内部には一回り小さな同型のモデルが隠されている。 衝突判定のない尾部付近に接近すると、体の内側が透けて見えるため、その構造を確認することができる。