「本PDAは暫定的に本個体に対して
“ゼノ・リヴァイアサン”のクラス指定を付与する」
分類: ゼノ・リヴァイアサン / Xenoleviathan
サイズ: 全長約220m
危険度: 軽微な脅威 / Minor threat
出典MOD: The Prototype Expansion
PDAデータバンク
本ロボット型個体は、極めて高度な技術によって構成されたツールであり、大規模な資源採取および地下空間における自律的な移動を可能としている。攻撃的行動は直接的には観察されていないものの、アルテラ製技術には希少鉱物が高密度で使用されているため、当該ワームがこれらを採取対象と認識した場合、潜水艇の船体構造や乗員の安全性に深刻な脅威を及ぼす可能性がある。
1. 鉱物採取装置:
本自律機体には、極めて高度な物質採取技術が搭載されている。前方に装備された回転フレームは1,500°Cを超える高温に達し、基盤岩や鉱物の外層を溶解させたうえで、内部へと取り込む構造となっている。
2. 資源輸送機構:
本個体の「脊椎」構造は、プラズマ状の物質による強力なビームを制御し、液状鉱物資源の流れを誘導する。これにより、ワームが地中を移動する際、鉱物が各脊椎セグメントに順次蓄積される仕組みとなっている。
3. プロファイル:
本個体の全長は約220メートルに及ぶ。周囲の生物相に対して無関心であるように見受けられ、純粋に実用的目的のために設計されていると考えられる。なお、アルテラ社は、サイバネティックまたはロボット型現象に対する“リヴァイアサン級”の分類要件を公式に定めていないため、本PDAは暫定的に本個体に対して“ゼノ・リヴァイアサン”のクラス指定を付与する。トランスガヴ管轄宙域への再進入後、当該現象に関するデータはアルテラ本社により審査され、正式な分類および命名がなされる予定である。
評価: 深層域における地中掘削活動に対し、常に警戒を維持すること
出典: ゲーム内PDAスキャン「稼働中のエイリアン・ワーム」
Source: In-game PDA scan "Operational Alien Wyrm"
概要 / Overview
エイリアン製の巨大潜水艦「プロトタイプ」の実装をはじめ、複数の施設・地形改変・ストーリー要素を追加する超大型MOD「The Prototype Expansion」に登場する資源採掘マシン。
生息地 / Habitat
- 北部ブラッドケルプ地帯 / Northern Blood Kelp Zone
- 西部ブラッドケルプ海溝 / Western Blood Kelp Trench
- バルブゾーン / Bulb Zone
- 砂丘 / Dunes
- 閑散としたサンゴ礁 / Sparse Reef
- グランドリーフ / Grand Reef
- 不活性溶岩地帯 / Inactive Lava Zone
- 溶岩湖 / Lava Lakes
行動 / Behavior
ストーリー終盤、プロトタイプ管理施設が隠された地下洞窟にて、停止状態で発見される。
施設最奥のターミナルからデータをダウンロードすると轟音とともに起動。以降、さまざまなバイオームにその姿を現す。
咆哮のような音を響かせながら地中から出現し、放物線を描いて再び地中へ潜行・消失する。
ワームの活動によって他の生物が被害を受けている様子は見られず、プレイヤーや乗り物が接触してもダメージを受けることはない。
現時点で稼働中であることを確認できるのは1個体のみ。
ギャラリー
余談 / Trivia
- グランドリーフやその周辺のバイオームでは、機能停止したワームの残骸を発見できる。破損部から内部に侵入可能で、頭部の内側には希少なアイテムが隠されている場合がある。ただし全長が長いため、酸素切れには注意。
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この個体だけが再起動し活動を再開できた理由として、ゲーム中の情報から以下の2つが推測される。
- 本個体に対して特別なシードコードが付与されていた。
- 体の大部分が地中に埋没していたため、劣化の進行を防ぐことができた。